派遣先でのマナー

(1)派遣先のルールに従う

仕事のやり方や電話の受け方など、派遣先の会社によってルールや習慣は違います。あなたが派遣された会社のルール、習慣に従って仕事を進めましょう。書類に書いていない細かいルールも多々あると思われますので、メモしておきましょう。

(2)時間に余裕をもって

始業時間の2~3分前に出勤したら仕事の準備もできません。契約上は違反ではありませんが、職場の仲間には歓迎されません。気持ちを落ち着かせるためにも10~15分前に出社しておくと、余裕を持って一日のスタートが切れるでしょう。

(3)初日は早めに行動

初日は、職場の上司や同僚に”あいさつ”をしたり、説明を受けたりしますから、さらに余裕をもって行動しておく方が安心です。30分ほど余裕があればドタバタしないですむはずです。

(4)離席するときは

離席する際には上司に「行先」「要件」「戻り時間」を伝えるようにしましょう。

派遣法を理解しよう

■労働者派遣法のいきさつ

1986年7月
派遣スタッフの保護、派遣事業の適切な進行を目的に施行。
改正 1999年12月
一部を除き、多くの業務での労働が可能。
改正 2004年3月
対象事業の拡大 → 派遣受け入れ期間が延長され、製造業務が解禁。
改正 2012年3月
派遣スタッフの保護が明確化 / 日雇い派遣が原則禁止。
改正 2015年9月
同じ部署内での派遣労働期間が3年に統一、教育訓練やキャリア・コンサルティングも受けられるようになる。

■派遣で働くことができる期間

派遣労働者は最長3年間同じ部署で働くことができます

例外
  • 派遣会社に無期雇用されている派遣労働者を派遣する場合
  • 60歳以上の派遣労働者を派遣する場合
  • 終期が明確なプロジェクト業務に派遣労働者を派遣する場合
  • 日数限定業務に派遣労働者を派遣する場合
  • 産前産後休業、育児休業、介護休業等を取得する労働者の代わりに派遣労働者を派遣する場合

■キャリアアップのための措置

2015年の改正で、派遣で働く人のキャリアアップを図るための措置が義務化

例外
  • 派遣で働く人へのキャリアアップのための計画的な教育訓練
  • 希望者に対するキャリア・コンサルティング

※就労されているスタッフの対象者の皆さんには、当社の教育訓練計画に基づき、教育研修を適時ご案内いたします。また、支店ではキャリアに関する相談窓口を開設し、必要に応じてキャリアコンサルティング(今後の目標設定や学習へのアドバイスを行い、キャリア形成をサポート)を実施いたします。

詳細につきましては、以下当社のサイトにございますので、URLをご確認ください。